里親募集13の子

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ペットと暮らす

里親募集に応募して選ばれない人の特徴!「里親に決まりやすいポイント」って何?

2017年7月31日

これは保護活動をしている側からのお話しではありますが、あくまでも私個人の考えです。

今まで、経験してきた事の中からさせて頂く「私が思う」お話しですので、

「あそこの団体の基準は違う」とか

「私は違った」とか

そういう「特定の誰かや何かの話」では無いって事だけ先にご了承ください。

パスバレーフェレットのチェルシーちゃん
フェレット(に限らず)里親になるには…的な裏側のお話し

「心構え」っていうとちょっと仰々しいのですが、 ボランティア活動をしていて、譲渡会のお手伝いに行ったり里親様を募集したりする時にいつも感じる温度差というか 「ちょっとしたズレ」みたいな物を書き出してみ ...

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「里親」を何か「特別な飼い主」だと勘違いしていませんか?

ペットショップで新しい家族をお迎えする時は、100%絶対に、皆さん必ず、じっくり選んで「その子を望んで」迎え入れるはずなのに、里子をお迎えするという事になったら途端に、「もしどうしても貰い手が付かなかったらうちの子として…」みたいなスタンスになる方が時々いらっしゃいます。

どちらも同じ「お迎え」のはずなのに、何故でしょうか…?

それは、こちら側の立ち位置の人間が考える場合も時にはあるかもしれません(※私たち個人としてはそういう考え方をする事はありません)が、少なくともそれを「里親さん」に求めるような活動者はあんまりいないと思います。

だから、そういう発言はたいてい「お迎えする気は無いんだな」という判断をされ、里親候補者さんから外されてしまいます。

命を迎え入れるのですから、消極的な受動的な気持ちでは無く、積極的にガンガン行きましょう!

里子ちゃんだって、ショップからのお迎えの子たちと同じように

「新しい家族になるんだ」ってちゃんと考えて、「その子が欲しい」と望んで迎えてあげて下さい。

私は今、「フェレットの保護(愛護)」という極限定された活動しかしていないので、「ペットの里親」という大きな括りの一般論からは少し外れますが、それでも、その子を思って、たくさん考えて、悩んで、それで「この子が欲しい!!」って言ってあげて欲しいんです。

アタチはなこ
アタチはなこ
もちろん、一目惚れだって大歓迎です

ただ、その時には、条件や何かその他諸々の事は応募前に「全部」完璧にチェックしてからにしてあげて下さいね。

里子でお迎えする子もショップからお迎えする子も、どちらも、あなたの家族になる「その子」です。

「里親になる」はあくまでもきっかけであって、お迎えしたらあなたはもうその子の「飼い主」です。

何も特別じゃない…

「普通に」

「飼い主さん」です。

里親募集12

何にでも興味津々♪

「自称保護活動者」「里子なら何でも良い」は論外

「里親募集」と見りゃ見境い無く片っ端から応募している人が里親候補者のリストに入る事はまずありません。

里親探しの活動をしている人たちは地味に、個人でも団体でも何かしらどこかしらが繋がっていたりします。

必ずしもそれはきちんとしたネットワークとして確立されている物ではない場合もありますが、何となくでもそういう情報は横へ横へと広がっていきます。

アニマルホーダー

これまで「保護活動者」を名乗る、その手の人を何人か見てきましたが、「活動者だ」と名乗ることで一般的には信用を得やすいためなのか、もれなく全員、アニマルホーディング(不適切な環境での飼育)を起こしています。

個人で里親募集をされる方は、そういうアニマルホーダー(ただの動物コレクター)にはくれぐれもお気を付け下さい。

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「何でも良いから欲しい」人

完全なアニマルホーダーや、その為だけに保護活動者を自称している人よりは、まだ信用は出来ますが、それでもやはり、あっちこっちに「くれくれ」と言って回っている人というのは目に付くので、どこででもブラックリスト入りしている事が多いです。

「何でも良いからとりあえず」みたいな人に大切な命を託す事は出来ません。

「この子を欲しい」と言ってくれる人を見付けてあげるのが私たちの活動なのです。

里親募集12

お鼻ツヤツヤ元気な証拠♡

「里親」としてズレてる人

「条件に合っていない」人がその対象になる事はありません。

例えば、「東京」で募集をしているのに、それ以外の地域から応募しても審査の対象になる事はほとんど無いと思って下さい。

「どうしてもその子が」という場合には、「その子に会いに何度でも通う」くらいの情熱的なPR文を添えると「もしかしたら…」という事も無きにしも非ずではありますが。

まず、要項をきちんと読んでから応募して下さい。

また、

「保護活動に協力したいから」というような自己PR文は一見、好印象を与えるように思われがちですが、その内容が、その団体(または個人)の活動の趣旨や理念と少しでもズレているとアウトです。

一口に「保護活動」「里親募集」と言っても、それぞれによって色んな事が違ったりします。

そこが合致していればそれは最高のアピール文となりますが、正式なその活動内容を把握していないのであれば、諸刃の剣となりますので、あまり勝手な思い込みでそういう事は書かない方が無難です。

それよりも、「どうしてその子が欲しいのか」を伝えてくれた方が私たちは嬉しいです。

常識から外れてるのは論外

上記はあくまでも、「それ以外だった場合でも考えない事は無い可能性がある」という少しの一例であって、

完全に「こういう場合はご遠慮下さい」という条件に当てはまる場合のそれは、いくら頑張っても審査対象にはまずなりません。

  • お断り条件に当てはまる
  • 言葉遣いがおかしい
  • 説明に書いてある事を質問する

最後のこれは単純に、その箇所を「読み飛ばしてしまっただけなのかもしれない」という事も考えられなくは無いのですが、たいていの場合「そんな事さえ理解できない人」という判断をされます。

命がかかったやり取りですから、就活のそれと同じように、いやそれ以上に「応募」という物を真剣に考えて下さい。

「その子が欲しい」だけでもダメなのです。

里親に選ばれやすいPR文とは

上記のように、ある程度の一般的な常識は当然として持っておられる方(本当にビックリするような桁外れに非常識なご応募を散々、見てきました…)、

その中で更に「その子が欲しい」と望んでくれるあなた。

その気持ちのこもったPR文の中から私たちが「ここを見てる」のポイントがいくつかあります。

里子のメリットを上手く活用してくれるか

ショップからお迎えするベビニョロは、将来どんなカラーになっていくのかな?なんて、その成長過程を見守るのも楽しみの1つだったりします。

「スターリングシルバーが…」

「セーブルが…」なお話しはこちら

ホワイトファーブラックアイ
フェレットの毛色(レア種画像あり)性格が違う?!カラーで違う金額を命の値段だと錯覚しないで!!

私は「ペットショップでフェレットを購入した」経験が2回しかありません。 そのうち「選んだ」のは1度だけです。 それから今日まで「フェレット」が大好きで、ずっと何かしらの形で携わってはきたけれど「カラー ...

ちなみにこちらの子は「出生時はセーブルミット」としてマイクロチップ※にその情報が入っている女の子

里親募集12

不思議で素敵なカラーのレディになりました

マイクロチップについての詳細はこちら

フェレットのマイクロチップ登録について【法改正後の最新版】
フェレットのマイクロチップ登録について【法改正後の最新版】

追記というのは本来、文末につけるものなのですが、この記事に関しては頭に付け足し付けたしで書いています。 それは、チップの登録なんかした事も無いのが丸わかりな人がダラダラダラダラ文字数稼ぎで書いてる「何

ferret.xn--n8jel7fkc2g.xyz

こうして「大人になったその子のカラー」が定まっているのと同じように、「大人になってからのその子の性格」も、固まっているのが里子ちゃんの魅力の1つです。

  • おっとりなのか
  • やんちゃなのか
  • 人が好きか
  • 対フェレットはどうか

などが、ある程度しっかりとした情報としてありますので、先住ちゃんがいる場合やご自身の生活環境または自身が望む子のそれと合うのかどうかなどを最初から知って迎え入れる事が出来ます。

ショップからお迎えしたは良いけど、本性を表してくれ始めたその子を見て「この子と一緒にやっていけるかしら」なんて不安になってしまう飼い主さんのご相談を受ける事がたまにあります。

それが無いのが「里子のお迎え」の利点です。

これは、里子をお迎えするという事において最大かつ最強のメリットだと私は考えています。

どんな本性だったとしてもそれは「その子の魅力」です。不安になったりしないであげて下さいね。

ご応募の際にはそういう事を踏まえて、より具体的なPR文を書いて頂けると嬉しいです。

例)
昔飼っていた子はすごく噛み癖の強い子で最期までヤンチャだった。
だから、次に迎えるならなるべくおとなしめの噛み癖が無い子で考えています。
だからその子が~
など

私たちの事も上手く利用して下さい

性格などが分かった上でのお迎えとは言え、その全てが最初から思った通りにはいかない事だってあります。

そんな場合を考えて(というだけがその理由ではありませんが)、大体どこでも1週間~1ヶ月以内程度の「トライアル」という期間を設けています。

トライアル期間というのは、その間に何が起きても、それら全てをいつでもサポート出来る態勢が大体どこでも整っているのです。

※その「サポートがすぐに出来ないから」というのも、あまりにも遠方の方からのご応募を受け付けていない理由の1つです。

こういう点も「里子としてお迎えする」の大きな利点と考えて頂けたらなって思います。

里子のデメリットを「どう考えている」のか

生き物には当然、寿命があります。

ショップからベビニョロをお迎えしたからといって、必ずしもそれが、「長く一緒にいられる」という事だとは限りませんが、一般論として考えた場合、やはりそれは「里子でのお迎え」の方が「その時間が短いんじゃないか」という事は否定できません。

その時間をどう捉えているのか、どういう風に考えてくれているのか…を私たちは重要視します。

病歴がある子もいます。

「病歴がある」はメリットです

最初からそれが分かっている子というのは、最初からそこに気を付けて一緒にいてあげれば良いだけですから、実はメリットなのです。

健康だと思い込んで過ごしていて「病気の発見が遅れてしまった」なんて事は100%回避できるのだから、安心材料の1つでしか無いと私は思います。

勘違いされやすいのですが、「病歴がある」とは言ったって、里親募集の対象となる子たちのそれというのは、その全てがすぐに死に直結するような物では無いから里子ちゃんとしてそこにいるのです。

怖がるような事は何1つ無いのです。

これは、「不安な気持ちを持つな」と言いたいわけではありません。

そういう時は問合せてみて下さい!と言いたいのです。

すっかり完治している場合だってあります。

「そういう事がありました」ってだけの、ただの「歴」だったりする事もあります。

そうでは無い場合だとしても、一時預かりさんはどう工夫していたか、今後何に気を付けたら良いのか、そういうアドバイスは必ず全て教えてもらえるはずですから、「その子が欲しい」と思った気持ちを、ただの「歴」で諦めてしまわないであげて下さい。

それが運命の出会いなのかもしれませんからね!

いたちのおうちでは

里親募集のお知らせをすると必ずといって良いほど

「里親さんが決まらなかったらうちで引き取れるんで連絡を下さい」とか

全ての情報を掲載しているにも関わらず

「〇才までの男の子(女の子)だったら欲しいです」

というようなお問合せがありますが、上記でご説明しています通り、「うちとはご縁が無い方」とさせて頂いています。

繰り返しになりますが、これはうちに限った話ではなく、どちらへご応募される時にでも、必ず、要項は「きちんと読んで理解してから」されると良いんじゃないかなって思います。

里親さまを募集しています

今回の記事に登場してくれているお写真のこの子は、ただいま「里親募集中」です。

何にでも興味津々で

里親募集12

よいしょよいしょ

人が大好きで、カメラを構えると

ヌーン♪

里親募集12

こんな風にお顔を近づけてきてくれます。

プリップリの良いウンチをして見せてくれたので、思わず「おお!これは見事なウンチだ!すごい!すごい!」とはしゃいで大喜びした私。

その日は帰るまでにもう2回ほど、「また良いウンチしたから褒めて~」って教えに来てくれました。

※これはあくまでも私が個人的に「そう言ってくれてるように思った」って感想です。

この子、実は…

マイクロチップを読み取るまで「3~4才」って思っていました。

それが、保護した直後の獣医さんによる健康診断でだしてもらった推定年齢です。

フェレットは「4才~シニア」という扱いになりますが、この子は「若者」と診断されたのです。

だって本当に元気でモチモチなのです。

お腹もポヨポヨ

里親募集12

あ~ん♡可愛い

実際は7才です。

美魔女!!

保護直後にちょっとした病気を発症しましたが、それはもう完治しています。

獣医さんによる二度目の更に詳しい健康診断でも「もう大丈夫!問題無し!」のお墨付きをもらっています。

とは言え、

「いつか」

「そのうち」

「あれがこうなったら」

「これがああなったら」

等と言ってのらりくらりと、いつになるのか分からないお迎え準備が整うのを悠長に待っている時間は、ベビニョロ達と同じほどは、やはりありません。

それが7才という年齢です。

この子は今、元気です。

今、里親さんを待っています。

この子の為に今、それを整えてくれるあなたを待っています。

お問合せ、その他詳細はサイトトップページより、よろしくお願い致します。

素敵な出会いがありますように☆彡

追記:

上記の彼女は2018年1月28日(日) 虹の橋を渡りました。

お別れの挨拶をさせてもらいに行きましたが、最期まで美魔女を貫いたこの子らしく本当に綺麗で安らかで穏やかなお顔をしていました。

闘病中ではありましたが、その最期に苦しんだ様子などは無く、とても穏やかに眠りながら…老衰では無いかと思いました。

あんこちゃん、可愛い姿をたくさん見せてくれてありがとう。

あんこちゃんと出会ったから、私はちゃんとまた車の免許を取り直す事が出来たよ。

あんこちゃんのお陰だよ!ありがとう!!

フェレット保護っ子
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